時計のブレスがピカピカになるお手入れ5選
【腕時計のメンテナンス基礎講座(4)】毎日のメンテから困ったときの対処まで、どこよりも分かりやすく解説!
精密機械である時計には、こまめなお手入れが不可欠。そこで、ケアの頻度や難易度ごとに応じて、毎日のメンテナンスから困ったときの対処法までを徹底解説する基礎講座をここに開設!
第4回は「週1回、休日にやっておきたい時計のブレスレットケア」。
できれば毎日やるのがベストではあるが、土日など時間のあるときにやっておくと良いブレスのメンテナンスをタイプ別にご案内。今回は「メタルブレス」のお手入れを解説!

写真を拡大 メタルブレスのお手入れ3大ポイント
Step 1【初級】
コマ奥の汚れは
歯ブラシとつまようじで除去!

写真を拡大 ブレスを曲げて見えた黒いこびりつきは、ブラシの先でブラッシング。強めに掻き出しても◎。

写真を拡大 さらに奥にこびりついた、しつこい汚れは、つまようじの先で掻き出すようにすれば大丈夫。
歯磨きのイメージで掻き出す
汗と皮脂にホコリが混ざった固形化した黒い汚れが、ブレスを曲げると奥に見えることが。これは可動部の隙間に入る細いものでないと取れない。歯ブラシやつまようじを駆使し、歯垢のように隙間から掻き出そう。
Step 2【初級】
ブレス表面のくもりは
ぬるま湯や流水で水洗い

写真を拡大 写真のように、溜めたぬるま湯や水に、ブレスを泳がせるようにして拭うだけでも、断然、汚れは落ちる。
ケースが浸からないよう注意すれば丸洗い可能
キチンと拭いて陰干しするなら、案外、メタルは水に浸けてOK。容器にぬるま湯を溜めて、浸け、指やブラシで擦ってやれば、曇りの原因である皮脂もみるみる落ちる。メタルブレスだけなら流水で洗浄しても大丈夫だ。ただし、ケースに強い水圧をかけることは厳禁なので注意を。
Step 3【初級】
バックルの隙間もブラシとつまようじで

写真を拡大 要領は、コマ奥の汚れを除去したときと同じ。
ケースが浸からないよう
注意すれば丸洗い可能
キチンと拭いて陰干しするなら、案外、メタルは水に浸けてOK。容器にぬるま湯を溜めて、浸け、指やブラシで擦ってやれば、曇りの原因である皮脂もみるみる落ちる。メタルブレスだけなら流水で洗浄しても大丈夫だ。ただし、ケースに強い水圧をかけることは厳禁なので注意を。
- 1
- 2